30後期セルシオ純正 MDチェンジャー
純正ディーラーオプションで設定されていたMDチェンジャー、本来はセンターアーム
レストに取付けるようになっていますが、そのまま取り付けても面白くないので本体の
小改良と取付け場所を変更しトヨタ純正ではなくTOYODA純正の装着をしてみました。
入手のきっかけでが、当サイトでもお馴染みのFoucsさんが以前からMDチェンジャー
興味を持たれていて、「音楽のフルメディア対応目指してmitsuakiさんも入手されたら
どうですか??全部付きになりますよ~♪」と言う囁きに負けてしまい、ネットオーク
ションにて入手してしまいました。
全部付きとかフルオプション等の言葉にはホント弱い自分が情けないです・・・。
マルチ画面に新たな画面が登場です!
取り付け前の小改良編
入手した30後期セルシオ純正MDチェンジャー、現行当時ディーラーオプションで7万5千円(税別)、結構なお値段です。
中古品ですが程度もよく、なかなか良い感じです。
それでは取り付け前の小改良に着手し、トヨタ純正からTOYODA純正部品へ変身です。
セルシオ純正設定と言えど、このタイプのMDチェンジャーは他車種にも設定されており、チェンジャードアのイルミネーションがブルーに・・・、これはいただけません、小さな事ですがイルミネーションの色を純正の他の部分と同じグリーンに変更して統一感を出してみました。
イルミネーションの光源はバルブでブルーの色はキャップによるものでしたので、手持ちのグリーンキャップに交換して対処しました。
見ていただいてお分かりいただけるように、イルミネーションもグリーンになりなんとなく高級な感じになりました(^^)v。
少しの手間で見栄えが大きく変わりました。
取り付け編
本体の取り付けはセンターアームレストではなく、後期型になり無駄に大きくなったグローブボックスを有効活用するべく、グローブボックス内で本体の置き場所を吟味して取り付ける事にしましたが、大きい割には奥行きの無いグローブボックスに場所の選定に悩みました。
最終的には本体を仕切り板の中央側にし、奥行き対策としてMDチェンジャー本体手前を上げて、若干斜にして置く事で決定しました。
場所が決まったら早速取り付けに、グローブボックス奥のエアコンフィルター交換の蓋を外して、配線を奥に通します。
足下のカバーを外して、手を入れるスペースを確保し配線をセンターに持っていきます。
さて、入手したMDチェンジャーは中古なので必要な全部の部品がなく、そのままの状態ではハ-ネスのままでは車両のデッキに配線をする事ができません。
C.S_Oさんに相談したところ、枝割りする純正
ハ-ネスがあるとの事で、取り付け前に事前に
準備しておきました。
このハ-ネスをデッキに差し込み、車両ハ-ネスとMDチェンジャーに接続します。
純正品ですので配線作業はこれで終了です。
配線作業も終了し、まずは取り付け編の終了です。
このままでも純正風な仕上がりですが、今ひとつ仕上がりが・・・
取り付け仕上げ編
TOYODA純正の取り付けを完成させるべく、MDチェンジャー本体周辺の化粧板を製作する事に・・・。
車庫にあった材木の廃材で製作する事にし、まずはMDチェンジャー本体のの大きさに合わせてカット。
この日の為に購入したと言っても過言ではない電動ベルトサンダ-、これで一気に斜に削っていきます。手では絶対にできない作業ですが工具かあるとどんどん作業が進んで行きます。
ただ削りカスの飛散には難儀しました(>_<)
削る事20分、なんとか形になってきました。しかしこんな作業絶対に手では出来ません。このあと全体にサンドペーパーをかけて仕上げをして後の仕上げの行程へ。
次ぎに縦の仕切り版を同じく車庫にあった廃材のベニヤ板より作成、こちらもベルトサンダ-で周辺加工を施し、それぞれの部材を釘を使って接合しました。
全体を油性マジックでブラックアウトします。
ブラックアウトした本体に、黒の触毛仕上げのカッティングシートを貼り付け完成!、なかなか良い感じ(^^)v
出来た化粧板を取り付ける前はこんな感じ
トヨタ純正の姿
化粧板を置いたらこんな感じに・・・
TOYODA純正の姿
仕切り板が完成したら早速本体を置いて最終仕上げをします。寸法もほぼ満足できる範囲なのでこれでオッケーとします。
エアコンフィルターの交換用の蓋の左端下部をチェンジャーのハ-ネスを通すスペース確保の為に削ってあります。
左写真の赤丸印がその部分です。ただMDチェンジャー本体のハ-ネスがむき出しになっているのがいただけません、後日の改良が必要です。
ここまでの作業で取りあえず本体取り付け作業を終了です。
09年1月1日の改良編
MDッチェンジャーを取付け、C.S_Oさんに報告した所『MDチェンジャー本体が簡単に取り外し出来るように、ハ-ネスに中継カプラーの設置はされる方が良いのでは?』とアドバイスをいただき、2009年元旦の改良に・・・、さすがはプロのアドバイス、取り付け後のメンテナンス性の事まではすっかり頭の中から消えていました(>_<)
それでは2009年一発目の改良、まずはMDチェンジャーを車両より取り外し室内に持ち込んで作業をします。
以前C.S_Oさんよりいただいたハ-ネス付き12ピンカプラー、これを分解して今回の作業をし易い様に準備しておきました。
料理でも同じですが下準備は、意外と面倒な作業です。
でも、こんな感じで純正カプラーは販売されていたら欲しいな~なんて。
MDチェンジャー本体から出ている
ハ-ネスを、適当と思われる場所を
切断します。
ハ-ネスの先きを剥いて導線を出します。
この後端子にカシメ作業をし、導線と端子部分にハンダをしてハ-ネスが外れにくいないようにしました。
オス・メスカプラー側それぞれの仕上げをしました。
当然ですが純正そのもの
この仕上がりにうっとり(^^)
カプラーに差し込んで完成!!
カプラー全体はこんな感じに。
ハ-ネスの差し込み順番は、純正と同じ並びにしてあります。
完成したら車両本体に持ち込んで動作確認をします。
本体の取り付けにかかります。
カプラーもこんな感じでGood
ハ-ネスを整理して、エアコンフィルター交換蓋を取り付けます。
この通り見事に完成!!
MDチェンジャー本体後部からのむき出しになっていたハ-ネスも、ブラックアウト処理もして良い感じになりました。
最後に化粧板を取付けて、取り付け完了!
化粧板横の小物置きスペースも純正イルミネーションがあり雰囲気もバッチリです。
色々と手間がかかりましたが、無事完成したMDチェンジャー本来の設置場所と異なり
ますが見栄えやメンテナンス性を悪化させる事なく完成でき大満足!!
●作業時間:全部で6時間半位
●取付け難易度:★★★★★
●満足度:★★★★★
●コメント
元々興味のなかったMDチェンジャーですが、逆悪の囁きでツボにハマってしまっいましたが、楽しみながら作業ができ完成後の満足は予想以上におおきなものでした。10系の時も同じですがマルチ画面に新しい画面が出るのは嬉しいものです。ちなみにMDチェンジャーへのボタン移行ですが、純正MDデッキ-仕様ではMDボタン2度押し、カセットデッキ仕様ではマルチディスクチェンジャーボタン2度押しで移行します。またMDチェンジャーにMDが装填されていないとMDチェンジャーは認識されません。純正品はいろんな事が考えられていて良く出来ています。これだけ色々して装着しましたが、今の車両では色々なメディアでの音楽再生が出来る環境があるので、今後の使用頻度がどれほどあるのかわかりません。