センターアームレスト 本杢加工アコンレジスター
インテリセレクションの黒革内装では、後部座席に座ってみると当然ですが黒の部品の
面積が多く、若干華やかさに欠けます。そこで少しワンポイントになる部品をと思い、
センターアームレスト後部のエアコンレジスターを本杢仕様に変更してみました。
30系ではこの部分の本木仕様は純正設定の無い部分なので、社外の純正加工品を使用
する事にしました。部品調達はネットオークションで行いました。
オークションで落札し待つ事1週間で手元に届いた部品、純正エアコンレジスターに
本木(純正と同じウオールナット材)スライスを貼付けて加工してあります
本物の木を貼付けてあるので質感はかなり高いです。残念なのは風量コントロールの
絵が純正のようなシルク印刷ではなく、透明シールに印刷した物を貼り付け、その後
全体にクリアー塗装処理されている事です。
30系の純正ウッドの端面処理の茶色とはと異なり、ブラックアウトされているので、
10系のウッドを見ているようで懐かしい仕上がりです。
エアコンレジスターの比較
ガンメタのレジスターも質感は悪くないのですが
華やかさに欠けます。
本杢加工されたレジスターは華があり
良い感じ見えます。
装着前の2ショット写真。
この後、ガンメタのレジスターは
取り外す運命に・・・
エアコンレジスターの交換ですが、アームレストの上げ、中のトレーを前にスライドさせます。
先程上げたアームレストの後部の穴にドライバーを差し込んでネジを外します、非常にスペースが狭いですので、ラチェット機能のついたネジ回しがあると非常に重宝します。
エアコンレジスターの固定されている部分を紹介いたします。緑丸部分は返しのついた爪で固定されている部分、赤丸は先程のネジ、紫丸は引っ掛けになっている部分です。
上側の返りのついた爪部分をマイナスドライバーで下げて、3箇所を外します。革に傷をつけないように慎重に作業し、上部がはずれたら本体を手前に少しスライドさせて取り外します。
本杢加工されたエアコンレジスターを取付け前に、どうでも良い事なんですが少し加工品の観察をしてみたいと思います。
本木加工時にフェイス部分を取り外して加工しているようですが、この部分を外すのに、爪の固定窓を割って外してあり、取り付けはフェイス部分を溶かして取り付けてあります。なんだか安物の仕上げです。折角表面は気合いを入れて加工してあるのに、こんな部分での仕上がりの悪さは少々がっかりです。取り付けたら見えない部分ですが・・・
底部分もどうよう、爪の窓は割られています(>_<)
取り付けは先程の逆手順で行います。
仮固定、このあと本固定し完成です(^^)
取り付け完了後にレジスターを接写してみました。
さすが本杢だけあって良い質感しています。素材は純正同様ウオールナット材です。
装着後の後部座席の雰囲気はこんな感じで少し華ができました。
本杢の色も純正と差は感じる事なく自然な感じで溶け込んでいます。
●作業時間:30分位
●取外し難易度:★★★★☆ ●取付け難易度:★☆☆☆☆ ●満足度:★★★★★
意外と難しいです。
●コメント
社外品でこの部分のイージーグラフィック処理されたものや、3D印刷されたウッドステッカー等々、色々と販売されていますが、個人的には他の部分との質感のつり合いも考え、本杢加工されたものをチョイスしました。上記したように後部座席に乗り込んだ時に少し華があり、室内の雰囲気が随分を変わりました。実用性の改良ではなく、質感アップの改良になりました。