ダッシュボードウッドトリム交換
ウッド部分の交換第三弾、ダッシュボート左右のウッドトリムをDVDチェンジャー蓋部分
ドアトリムに続き、30系前期セルシオ限定車プレミアムに装着されているサンバースト加
工をされたものに交換しました。助手席側ウッドに関しては、後期イギリス仕様で設定が
あるサンバーストも入手し、同じサンバースト加工を比較検討し全体の雰囲気に合う方を
選ぶ贅沢な方法を行ってみました。(詳しくは後ほど紹介)
運転席側は素直に前期プレミアム用を装着(^^;
ウッドトリム取り外し
ウッドパネルは4箇所のクリップとエアコンレジ
スター内にある上下のフックで固定されています。
取外しする時は、ウッドパネルを傷つけない為に
テープで保護し、エアコンレジスター内部にある
上下のロックを外し、グローブボックスを開けて
写真の3箇所にクリップリムーバーを手前に少し
づつ挿入、次ぎにリムーバーを手前に少しづつ均
等に起こしていけば外れてくれます。
初めて外す場合はかなり硬いので気をつけて下さい。
ウッドの裏面はこんな感じ。
取り外したウッドをまた取り外しする事などを考え
外したついでにクリップの山を少し潰しておくと、
次回の取り外しはかなり楽に行えます♪
助手席側ウッドパネルあれこれ
ウッド部分の交換第三弾(とりあえず完結編?)にあたり、mitsuakiのお馬鹿な拘りと
ウッドパネルの観察や私見を少し紹介させていただきます。
::::::::::上の写真のウッドを紹介::::::::::::
手前から奥へ
※3系後期黒内装用ミデアムブラウンウッド
(セルシオ/LS430共通)
※3系後期黒内装用ミデアムブラウンウッド サンバースト加工
(LS430イギリス仕様一部グレード)
特徴・サンバースト仕上げ部分が非常に濃い、北米仕様ウルトラ/カスタム
ラグジュアリーと同じ仕上げ
※3系前期限定車 黒内装用ミデアムブラウンウッド サンバースト加工
(セルシオ期間限定)
特徴・サンバースト加工仕上げが自然、螺鈿加工されたpremiumロゴ入り
:::::::::::::::::::::::::::::::::
観察その1(端面の仕上げ1)
サンバースト仕上げの差にご注目、真ん中のイギリス
仕様のものは端面が黒で、左側プレミアムのものはこ
げ茶、同じサンバーストでもこんなに差があります。
また端まで黒のイギリス仕様と違いプレミアム用のは
僅かですがウッドの色が見えます。この余韻部分がな
んか良い感じです♪
観察その2(端面の仕上げ2)
レジスター上部のボカシ部分も、こんなに差があります。
好みもありますし、今回は他に装着したウッドとのバランスも
考慮するとイギリス仕様は今回はサンバースト加工部分が主張
し過ぎてパスかな〜。
観察その3(端面の仕上げ3)
センター寄りのボカシ具合、並びは先程までと同じです。
この部分だけ見るとイギリス仕様も良い感じ♪
手間のスタンダードのウッドはノッペリした感じで立体感
が乏しいですが、奥の2つは丸みが強調され立体感や深み
が出ているのが特徴的、色も赤茶系がgoodです(^^)
観察その4(実際に取付けて見え方を検討)
私が助手席を開けて乗り込む事は滅多にありませんが面積の大きいウッド部分を
交換する事によって見える視覚的変化を検討してみました。
(下記コメントは私の主観です)
3系後期
ミデアムブラウンウッド
ウッドの面積が大きく感じられ、見た印象が
ダッシュボード、ウッド、グローブボックス
とそれぞれが主張し分離して見えてしまう。
3系前期プレミアム
ミデアムブラウンウッド サンバースト加工
premiumのロゴがアクセントなって、まずウ
ッドに目が行く、程よいサンバースト加工が
ダッシュ、グローブボックスとも繋がり感が
出て心地良い。
3系後期LS430
ミデアムブラウンウッド サンバースト加工
ウッドの立体感が一番感じられる、プレミアム
よりダッシュ、グローブボックスの繋がり感が
素晴らしい!
特にセンター側のグラーデーションは鳥肌モノ♪
継ぎ目の多い3系のデザインを見事にカバー。
観察その5(ドアトリムとの繋がりを検討)
助手席側ドアのサンバーストウッドとの見え方を検討
3系後期
ミデアムブラウンウッド
本来ありえない組み合わせなので、繋がり云々は
ノーコメント。ただウッドがど〜んと貼り付いて
いる印象を受けます。
3系前期プレミアム
ミデアムブラウンウッド サンバースト加工
グラーデーション部分の繋がりがイイ感じ♪
ウッドの柄も適度な濃い部分もあり好印象(^^)
3系後期LS430
ミデアムブラウンウッド サンバースト加工
やはりここでもウッドの立体感はピカイチ。
しかし、グラデーションが主張しすぎて繋がりが
合わずで・・・ん〜残念(>_<)
北米ウルトララグジュアリー仕様のドアトリムを
入手したら即こちらに交換する事にします。
観察その6(まとめ)
スタンダードモデル、折角これだけ広い面積の
ウッドを採用したのだから、1系2系とした標
準的な仕上げ方法は勿体ない感じがします。
サンバースト仕上げと螺鈿細工を加え、工芸品的
要素を加えた仕上げ方法がまさにプレミアム!!
欲を言えばゴロがもう少しキラキラ感があれば最
高ですね。グラデーションによるウッド部分の視
覚的立体感の演出もナイスです。
濃いサンバースト仕上げが特徴的な後期モデル専
用ウッド。国内仕様に設定が無かったのが非常に
残念でなりません。でも国内で設定があると、個
人的には興味は無くなるのでこれでよかったのか
な〜なんて(^^;
サンバースト部分の黒はグランドピアノのような
漆黒感がありなかなか見応えがあります。
今回はこれが主張し過ぎたために保管の運命に・・・
螺鈿細工って何?
Plemiumロゴの制作技法についてお勉強
【螺鈿】ら‐でん
ヤコウガイ•オウムガイなどの貝殻の真珠色に光る部分を磨いて薄片にし、種々の形に切って漆器や木地の表面にはめ込み、または貼りつけて装飾する工芸技法。日本には奈良時代に中国から伝えられ、平安時代には蒔絵(まきえ)にも併用された。
国語辞書より
と、言う事でこのウッドパーツ非常に手間のかかる行程を経て出来ています。
ヤマハファインテックさんによる渾身のパーツなのかな〜。
当然ですが部品価格も他のウッドより高額な設定になっています。
ただ残念なのがそのような細工をされているのが分かり辛い。
とは言え、さり気ない「ハイクオリティー」が気に入りました(^^)
ちょっと雰囲気ある感じで撮影してみました。
キラキラ感伝わりますかね?
運転席側の交換
交換前、国内後期は黒内装は全部これです。
プレミアム用に交換、小さい部分ですがパンチ
効いて良い感じ。
やはり開口部の折り返し部分が最高です♪
こんな小さなウッド部分ですが、新品購入すると
2万円弱の買い物になるので、中古購入が現実的
ですね。さてさてサンバースト加工面積が小さい
ですがしっかりされていますね♪
正面から見ると、ウッドの色よりサンバーストの
色が多い感じ。
作業するの面倒だろうな〜。
サンバースト仕上げになって運転席まわりも心地よい眺めになり大満足です。
●作業時間:1時間位
●取付け難易度:★★☆☆☆ ●満足度:★★★★★
●コメント
右ハンドル版ウルトララグジュアリ-計画の第三弾でとりあえず完結しました。
僅かな仕上げの差が全体の質感や見た目を向上させてくれ非常に満足しています。このサンバースト加工ウッド装着の目的は他には無い仕様にしたいのとは別に、継ぎ目の多い3系のデザインの粗を隠すのに最適なパーツだと考えていました。実際に装着してみて色の繋がりが自然になりウッドが心地よく視線にはいるようになりました。今まではウッドが主張し過ぎて落ち着きのない眺めでしたが、今はホントに落ち着く室内空間になりました。第三弾でとりあえず完結と書きましたが、何かの機会で北米仕様のドアトリムを入手した際は今回お蔵入りになったイギリス仕様のマニアックなウッドパネルを装着して、新たなる室内空間作りにチャレンジしたいと考えています。