TOYODA純正 テレビキャンセラー
C.S_Oさんから頂いた情報を元に自作テレビキャンセラー作ってみました。
名付けて『TOYODA TV-KIT』純正ぽく見せる為に、今までの車両加工で不要に
なったトヨタ純正ハーネスと、30系に使用されている新しいコネクター規格に
あったリペアハーネスを使って作成しました。
今回の材料です。リペアハーネスは適当な色の2本を使用して製作にとりかかりました。
組立てはアース用の線にリペアハーネス2本と
接合して完成です。
純正ぽく見せる為に被膜を付けてみました。
完成後に洒落で『TOYODA TV-KIT』をシールを貼付けました。
装着編
センター下部のウッドトリムを外します。クリップ(右写真の青丸部分)で固定されているだけですが、深いクリップリムーバーでゆっくりとこじって浮かせてから手前に引けば外れます。
下から2段目のウッドトリムはネジ3ヶ所(赤丸部分)で固定されています、両端はいいのですがまん中部分のネジは落とすと拾うのが大変場所なので慎重に取り外します。
チェンジャー蓋の取り外しは両端にクリップリムーバーを差し込んで手前にこじって浮かせて外します。蓋を引っ張って外したくなりますがそれをすると壊れます。
ある程度浮かせたらスイッチのコネクターを外せば取り外し完了です。ウッド部分だけに壊すと部品代が高いので慎重に作業を進めていきました。
チェンジャー一体のデッキ部分の取り外しは下部の2本のボルト(赤丸2箇所)を外します。
デッキ裏に手を入れるようにして手前にこじます。デッキとマルチ下部(エアコンレジスター含む)は数カ所爪で固定されれいるので、始めて外す場合は少し硬いかもしれません。。
くれぐれも無理に外そうとせずにゆっくり慎重に作業する事が大事です
マルチの取り外しは、左右にあるエアコン操作スイッチの取り外しが大変なので、ダッシュボードに傷をつけないように養生して作業をしました。
赤丸部分の爪(上下)で固定されているのですが、マイナスドライバーをスイッチの隙間から入れてこの部分を押して手前に引きます。
マルチ左右にあるネジを外す時にネジが落ちないように磁石を付けて作業を行いました。
左右4本のネジを外してマルチ本体を手前にこじると簡単に外れてくれます。
ここまで辿り着くのが大変です。
さてさて、自作TV-KITの取り付けですが上記コネクターの赤矢印2本を抜いて差し換えて完了。
(右下の図を参照ください)
差し換えする端子は下記です。
16番・PKB(パーキング)
25番・SPD(車速)
上記端子を抜いて、自作TV-KITの端子に
入れ換えてボディーアースします。
TOYODA純正TV-KITを取り付けします。
アースに落としてセッティング完了。
コネクターからの端子を抜く方法
コネクターから端子を抜く方法を簡単ですが記載いたします。
30系より採用された小型コネクター、端子の大きさは10系セルシオの約半分位になっています。
取り外しですが、右上写真を参照いただきコネクター左右にあるロック(赤丸)を外し、端子ロックの蓋を少し持ち上げます。
端子の抜く方法ですが、正面から超精密マイナスドライバー(左写真は撮影用の小道具ですので超精密ドライバーではありません)をいれて、端子のロック部分を外し、同時にコネクター裏面から抜きたい端子を少し引いてあげると抜けます。差し込みは逆の手順で行えばオッケーですが、端子を再利用する場合は端子のロック(かえり部分)を起こして確実に差し込んで使用してください。
●作業時間:TV-KIT製作:30分位/TV-KIT取付け:40分位
●取付け難易度:★★★★☆ ●満足度:★★★★★
●コメント
市販のテレビキットの取付けを考えていましたが、余計なものを取り付けて室内の音鳴りの原因になってもいやだなと思っていた時にC.S_Oさんより情報をいただき、早速製作&取付けしました。
費用は殆どかからず走行中にテレビが見れるようになり大満足。