30セルシオ ディーラーOP 小物入れ
タバコを吸わないので、灰皿をディーラーオプションの小物入れと交換取り付け
しました。写真を見てお気付きになった方もおられるとおもいますが、純正小物
入れには照明機能がありませんが、夜間の使用性を考え照明を取り付けました。
本文とは関係ありませんが、蓋を閉めたらこんな感じ。本杢の柄が合っていて中々
良い感じです。この本杢部分も10系の時のようなベースの板にウォールナットの
スライス板を貼付けているのではなく、樹脂ベースに極薄アルミ板そして超薄の
ウォールナットのスライス板を貼付けて作られています。
端面処理はブラックアウトではなくブラウン色で処理されていて、部品を外して
裏面を見たら安っぽい仕上げにがっかりしました。
それではトヨタ純正小物いれからTOYODA純正小物入れへの変身の過程を紹介いたします。左写真は加工前の写真で通常は照明がないのでこのようなすっきりしたデザインになっています。
照明を取り付けるにあたり、運転席から小物入れに手を延ばしていれる際に照明を遮らない方向に取り付ける事にしました。その方向は開閉蓋のある方向になるので、蓋の開閉を邪魔しない位置と厚みを出さないように加工する必要がありました。使用した照明は30系セルシオのセンターコンソール照明に使われているLEDで、これを使用する事により他の部分との照明の色を統一する目的もありました。
30系センターコンソール照明です。基盤に非常に小さなチップLEDが3コ装着されています。
小物入れを分解して穴を開ける部分にマスキングテープを貼付け、LEDのレンズの外枠をトレースします。
まずはハンダゴテで穴を数カ所開けていき、それを繋いで次ぎの加工に備えます。
なんがだ壊しているみたい。
粗末な加工の後始末を、ヤスリでひたすら仕上げていき、ケガキ線より少し中で作業を中断します。
なんとなく整ってきたら、レンズ部分を当てはめてみて大きさを微調整していきます。
ジャストフィットに仕上がりました(^^)v
我ながら良い出来です。
なんとなく整ってきたら、レンズ部分を当てはめてみて大きさを微調整していきます。
基盤を固定する際に配線のチューブを取り去り、出来るだけスマートにして、蓋の開閉を邪魔しないように処理していきます。固定に使用したのは黒のアルミテープです。
組み立ててから定電圧電源を使用して、光り具合を確認したらLEDの輝度が思った以上に明るいので、プラス側に1KΩの抵抗を入れて少し輝度を下げました。また蓋の隙間から少しだけ光りが漏れるのが気になったので、純正ビルトインETC取り付けの際に少し余ったフェルトシートを適当な大きさにカットして、レンズ上部に貼付けてあります。
電源ですが、元の灰皿には照明機能がありこの小物入れには照明機能がないのでイルミネーションがあまりますので、それを使って配線しました。車両ハーネスを加工する必要もないので良いです。この配線はレオスタット連動なのでメータークラスターの照度コントロールで明るさの調節も効き純正機能を生かせた加工となりました。
●作業時間:2時間位
●取付け難易度:★★★☆☆ ●満足度:★★★★★
●コメント
車両購入時より使わない灰皿を小物入れに交換したいと考えていて部品購入し、到着した部品を見て照明機能が無いのにびっくり、でもこう言うのって燃えるんですよね。自分仕様のオリジナル加工大好きなので楽しみながら加工装着できました。夜間の使用性も照明機能があるので非常に良いです。